
キャンプブームが再燃しているらしい。
再燃といいつつ、以前のブームがいつだったのかは知らないのですが、キャンピングカーが売れ行き好調だったり、グランピングと呼ばれる「気軽で贅沢なキャンプ」が人気を博していたりするそうです。
ブームというと一過性のもののようですが、キャンプを直訳の「野営・野宿」ではなく、
ゆる~い意味で「自然を感じながら生活してみること」くらいに捉えると、一過性どころか、結構多くの人が常々求めている理想のスタイルように思えます。
と言うわけで・・・
先週の信州での休日、長野県といえど猛暑が続いていましたが、屋根付きのデッキにテーブルを出してキャンプ気分を味わう事に。せっかくなので子供達と一緒に5分ほど近所を歩いて摘んできた野草をサッと活けて飾りつけ。
畑で採れたキュウリやズッキーニをおかずにして食べるお昼ご飯。とても豊かで贅沢な一時でした。

遠足で食べるお弁当が楽しかったり、草原や砂浜で寝転んで青空を眺めるのが心地よかったり、自然を感じる事が大好きな我々。
自然体験を求めてキャンプが人気なのは当然といえば当然です。
でも、できれば日常の生活の中にも、ちょっと自然を感じられる場所があるといいですよね。
家の中から気軽に外に出られるデッキや濡れ縁は、そんなプチ自然体験にはうってつけ。
激押しです!

今日の写真
「半夏生」・・・夏至から数えて11日目(今年は7月2日)の事を半夏生(ハンゲショウ)と呼びます。そしてちょうどその日、我が家の庭に生えていた、一枚だけ葉を白く変色させたこの植物の名前もまたハンゲショウ。この頃にだけ葉を白くし、夏の盛りには緑色に戻るという面白い植物です。
「半夏生に入る前までには田植えを終わらせる」
農作業の大切な目安として利用されてきたこの植物。自然を感じるだけでなく、上手に利用しながら生きていきたいものです。