紙を切るようにトタン切り、【板金】

近頃、職方さんの不足が取り沙汰されていますが、
皆様が思っている以上に危機的状況です。
昔ながらの技術の伝承が、絶滅危惧されます。

安く効果的に仕上げるために、板金屋さんに相談したところ、板金はさみを、紙を切るように手際よく使いこなしています。

板金用ツカミも、同様に自分の身体の一部かと思えるほど。

見ていて、惚れ惚れします。

屋根野地板、垂木を覆うように加工した板金を、カパッと。いとも簡単に。

板金、取り付け前。

ほら、綺麗でしょ!

木材のこれ以上の劣化を防ぐと同時に、大工作業無しで、板金屋さんだけで出来るので、お安くご提供出来ます。

将来を担う息子さんも、一緒に作業していますが、怪我をされたら日本として損失なので、次回はちゃんとヘルメットを被ってもらわないと。

当社は、ただ安いだけは目指しません。
あとどれ位建物を持たせたいのか、確認した上で、必要とされるコストパフォーマンスの工事を提供してきます。

同時に、昔ながらの伝統技術を受け継ぎながらも、新たな事にもチャレンジして下さる、職人気質の方々の応援団でありたいと考えております。

バブル崩壊以降、【職人】さんは半ば使い捨て状態。さらに3Kの代表として、社会的地位も急落しました。
私としては、「馬鹿にすんじゃねえよ!」「ものを作る人がいなくなったら、日本もダメになる」

日本の将来のために、プロ意識のある【職人】さんを、皆様も応援して下さい。
その仕事に見合った報酬を支払い、レベルの高い仕事をしてもらい、次世代が誇りを持って、継ぎたいと思える環境を整えます。勝手に宣言します。