横浜市建築局は、やることが早い

横浜ベイスターズファンばかりの我が家では、今日もTVK(テレビ神奈川)。
付けっ放しにしてあったようで、TVKニュースにて。

大阪地震で、ブロック塀の下敷きになられた傷ましい事件を捉えて、

ブロック塀の撤去新設
横浜市が補助へ

これは、今に始まったことではなく、かなりずっと以前から、横浜市建築局の指導により、万が一に備えて、ブロック塀から垣根への補助・助成を推し進めてきた延長線上にあると考えます。

我々、建築屋には厳しい横浜市の建築確認申請ですが、市民の安全を優先しているが為なので、基本的には賛成していますし、他の自治体に比較して、逆に先を行っているという喜びもあります。

一口に横浜市といいますが、人口370万人を越える日本最大の市なのです。
(大阪市や名古屋市よりも多い)
その巨像が、素早く動くんです。
これは、時には気を付けないといけないかもしれませんが、凄い原動力だと考えます。
(必要な時には、強いトップダウンも重要)

同じ神奈川県の平塚市も、市民税が非課税の場合、30万円を上限ながら、ブロック塀撤去のに関する補助を拡充すると。

平塚市は、横浜市とは違った形で危機意識を抱いていると思います。

関東大震災時の震源に、より近く、さらに湘南の素晴らしさと相反して、相模湾を臨む土地柄。地震に関してはかなり敏感に捉えていると考えます。

横浜市は、傾斜地が非常に多く、一部でビル・大半は住宅が密集しているため、万が一時には、開発してきた末の人災、その後のこと(二次災害)に、恐ろしく気を遣っているものと考えます。

私も、正直、ブロックはあまり信用しておらず、そして、CO2の固定化、空気の清浄化、涼しい風をもたらす、植木による【生け垣】の推進には非常に、同感しております。

いくら土地が狭かろうと、1本は何かしらの樹木を植えようではないですか。