この冬は『暖冬』と言われていますが、『寒冬』と予測

北海道各地で初雪が、かなり遅いとされ、気象庁でもこの冬は、東日本は暖冬だろうと、言われていますが、私は【寒冬】だと予測します。

今日の富士山は、上部が真っ白で、冬が近づいていることを感じさせてくれます。

エルニーニョ現象が2016年以来ペルー沖で発生し、北極海の寒波が弱いという今現在のこともあり、偏西風が日本列島を南下しにくく、『暖冬』と予測されていますが、

日本がエルニーニョ現象が続く可能性を5月まで70%と見ているのに対し、オーストラリアでは、3月まで。

一方、アメリカでは、エルニーニョ現象自体が発生している可能性は80%と、エルニーニョ現象が少々小さく、収束も早いかもしれないと。
春までエルニーニョ現象の予測は、55%~60%と小さく予測しています。

暖かい秋が続く一方で、寒気団が、北アメリカ北東部と、シベリア地区に分裂し始めたようで、その影響で、来週後半には日本にもその一部がやってくるようです。

猛暑のあとは、寒い冬とよく言われますが、そういう考えは、今の地球環境下では、あてにはならない。
それよりも、近頃の地域で起こっている寒さ・暑さによる被害は、地域によって、かなり極端で、ゲリラ豪雨もごく狭い範囲で起きており、一般的な長期天気予報は、あまり過信出来ない。今夏も、政府が生命の危険があり得る暑さと、アナウンスしていたように、【事】は起きてから。

天気予報が、外れているのではなく、太陽も含めた地球環境が大きく変動している中で、『明日は雨だから、塗装出来ない』と、天気予報を信仰している職人さんから話がありますが、空振りのケースが多々ありました。また、その逆も。よって、工事が思うように進まないで苦しまれたお客様・職人さん・工事監督が非常に多かったのではないでしょうか。

変化の激しい戌年は、もうすぐ終わりますが、見方によっては節分までがその十二支の分かれ目とも古来から言われます。(暦が変わっていることも手伝っていますが)
だから、予想は予想で良いのですが、それもスーパーコンピューターではじかれたもの故に、信用してしまう傾向がありますが、私はこれまでの経験から、あまり信用していない。

かつての首相が、東日本の津波・福島原発事故を指して、【想定外】と、安易に発言してから、逆に疑うようになりました。いまだに本格的な復興にはほど遠い、福島県浜通りの方々を傷ましく思います。
だから余計に、日本人の多くがこの冬は【暖冬】という発言に、反対したいと思います。
【寒い冬】が急に訪れるだろうと。
数年前の大雪で、雪の弱い都市近郊は、交通が脆弱化し、屋根が落ちたり、カーポートが押しつぶされたり、雨樋が雪で壊れたりと、多くの火災保険物件が発動しましたが、そうなりそうな予感がします。

損保大手3社は、昨季史上最高益をもたらしたすぐあとに、西日本集中豪雨、変則的な台風とで、支出額がすでに1兆円を超えていますが、そういう流れは、不思議と止まらないのが常なので、この冬は、寒さ・雪対策を、東京・南関東地方も考慮しておかれた方が良いかと思います。
当社では、営業・緊急用軽は、スタッドレスタイヤですが、軽トラもスタッドレスを導入するか検討中です。山坂の多い横浜では、雪が積もったあとの動きが長い間取れなくなるので、つまり、工事に行かれなくなってしまうので・・・。

さて。