見ず知らずの人を、屋根に上らせては危険です

ここ数年、『近くで、リフォームしている者ですが、お宅の屋根の〇〇が外れ掛けているのが見えたので、ただで直してあげますよ』と、親切に、優しく、なおかつ、私よりもいい男に、言われるようで、【いい人】だと認識して、騙されそうになっているお客様が、かなりいます。
少し、「何か怪しい」 「無料より、高いものはない」 「登らせてから、請求書・契約書を持ってきて怖くなった」という、ご連絡をいただき、当社で1週間に1回は、屋根の状態を調べるために、写真を撮りに行っています。9割方は、インチキ。残りは、板金が曲がっている家があるが、問題になるようなものではない。 或いは、その通り以上に状態が悪い家をありますが、老後のためにお金を確保しておきたいから、そのままでいいという家。(その時は、写真を渡して、言ってくる方に、存じ上げております。でも、いいんです と、傾向と対策を一緒に検討しております。

ドローンを使用して、お金を掛けて、飛行許可を事前申請して等の面倒さは省いても、屋根に登らずに、このような写真が撮れます。

体重85㎏~90㎏程度の私が登ったら、かえって屋根を傷めてしまう可能性があるし。

ズームも出来るし、撮影後に、細かくチェックもできます。必要な方には、紙ベースの写真ではなく、データをお渡しします。

声を掛けてくる方は、言葉巧みなので、親戚の伯父さんまで、騙されてお金を取らせそうになり、娘さんに叱られて、『輝君に言いなさい』と。

写真中央より少し左側を、外れるはずのない平瓦(釘と周囲の瓦で押さえているため)まで、ご丁寧に外されて。
しかも、『棟瓦を止めている線まで取れていました』と、受け取ったのは、樹脂製の細い線。
➡思わず、笑ってしまいました。瓦は、銅線でとめるので。

瓦谷さんにも、ご足労いただきました。
当然、いたずらされた箇所を直し、点検もしてもらいました。
忙しい瓦職人さん・板金屋さんに動いてもらう場合は、本来は実費が掛かりますが。

真面目な、瓦屋さん、板金屋さんは、職人さんが少なくなっている中、黙っていても忙しいので、飛び込み営業をしている組織の相手をしている暇はありません。それが実状です。

昨年、当社で外壁と屋根を、塗装替えしたばかりの家。心配なので、再確認しました。
とても近くの現場の人が来られて、板金が外れ掛けていると。その会社の業者さんかも知れませんが、横浜でそれなりに有名な会社なのに、なぜ?
逆にこちらが驚きました。

こちらの家では、板金がところどころ、跳ねあがっていると。

これは、『差し棟』という高級な納まりの屋根です。屋根に関して、何も知らない人間が、住んでいる人を心配にさせて、仕事にしようとしているのが理解できる。

登らせてしまったようですが、契約解除ができました。

立派な屋根ですが、どこが悪いのだろうか?

お客様も建築に明るい方なので、一緒に笑ってしまいましたが。

当社(我が家)の、屋根と外壁塗装替えを、して3ヶ月後に、営業マンが来て、
『塗装替えの時期を、過ぎていますよ』
「ごめんなさいね。うち、建築屋だから、塗装屋さんに直接依頼するから、大丈夫」
『いや、塗装替えしないと雨漏りしますし、今キャンペーン中なので、物凄く安いですから」
「でも、塗装替えしたばかりだし、ここに当社の看板あるの見えるでしょ」
『でも、やらないと雨漏りしますよ。しっかりとした工事で、安くやりますし』
「うちは必要ない。それより、そんなに安く良い仕事をするならば、当社の業者さんになる?」
『???』
元請け、下請けの意味も分からない、建築的に完全なる素人のようでした。

当社の板金屋(屋根屋)さんも、怒っていました。
※写真は別のお宅で、やはり脅かされた家
『お宅の近くで工事している屋根屋ですが、屋根のてっぺんが、取れかかっていますよ』
「近くで工事って、どこ?」
『そこの道の通り沿いです』
「今、この近辺で、工事している家は無いよ」
『いや本当なんです。それより、屋根のてっぺん取れかかっていますよ』
「屋根屋さんならわかるだろうけど、そのてっぺんって、何ていう部材のこと?」
『だから、屋根の頂上部です』
・・・棟板金という言葉も、知らないらしい・・・
「おれ、屋根屋だし、自分でこの屋根 葺いたし、何がどういう風に問題なの?」
『さっきから言っているように、問題なんですよ。第一、私が親切に教えてあげてるんだから、お礼の一つも言えないのですか?』
「さっきから聞いてれば、お前、屋根屋じゃないだろう。これ以上、訳の分からないこと言うようだったら、警察呼ぶよ」
『ふざけんな、バーカ!!』と言い、最初に言っていたリフォーム現場とは、反対方向に逃げていったらしい。

100%が、適当ではないですが、時節柄、おかしな人が多いので、不安を煽ってくるような人の相手をしないのが賢明です。また登らせたらリスクが高くなります。
『君子危うきに近寄らず』で。

当社のお客様、そのご紹介者、関係のある方の家、屋根は、心配でしょうからなるべく早めに駆け付けます。ご安心ください。

※当社にかかわりが無い方で、何かしらの工事依頼の予定がない方の場合は、申し訳ありませんが、時間と手間を要するので、出張料をいただく場合があることをご了承下さい。