![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i2c11f21e2e177070/version/1710424496/image.jpg)
5年前、輝竜は、眠っている間に突然いなくなった。
それまで、身体のどこも悪くなかったのに。
23歳で。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x248:format=jpg:rotate=90/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i3aa66d3e145ca1e8/version/1710424505/image.jpg)
これまで、彼の調べてきた歴史、彼が撮影してきた写真はもちろん、彼の部屋も、彼の研究室(都岡の実家宅の一室)も、そのままで、何ひとつ変わらないまま残している。
湿った話ですが、まだ若く、『これから・・・』という、我々の人気者だった輝竜が居なくなった事実に、向かい合うまでに時間が掛かりました。
『悲しみは、時間が忘れさせてくれる』は、我々には違ったようです。
仕事の最中は、明るく過ごし、一切、その思いは見せませんが、心のなかにいつも彼がいる。
驚くことに、日々、彼の存在が大きくなってきている。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i695a16d0bb7ad792/version/1710424496/image.jpg)
54歳にもなる私、51歳になった妻、兄弟、歳を重ねたジジにとっても、いとおしい存在。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x248:format=jpg:rotate=90/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i27897dd40e22988d/version/1710424511/image.jpg)
私が心に決めていたのは、必ず、彼の生きた証を何かしらの形で残すと。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i99e69661e035a131/version/1710424496/image.jpg)
先ずは、一応写真部だったようなので、カメラは常に抱えていたので、その膨大な量の写真をなぞらえながら、彼の気持ちになりながら、新たなブログを作成しだしました。
【上昇輝竜に乗って/小川名建設(株)】
色々と考えた末に、少々、思い付きで作ったタイトル。ゴメンな、ダメなオヤジで。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x248:format=jpg:rotate=90/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i4fb8edbdc01e0a34/version/1710424516/image.jpg)
私のDNAを引き継いでいるのだから、格好つけても、イケメンには見えないのに・・・(笑)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x248:format=jpg:rotate=90/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i6b6bb0e4eff50ac9/version/1710424520/image.jpg)
食べる時は、バカなくらいに大量に、好き嫌いなく何でも食べていた。
だから、身長も私を超えて、189㎝。
それでいて、私と一緒で運動音痴。
ダッセーの。
やはり、スイーツ食べ放題でケーキを食べまくっている動画を、親友が撮ってくれていたので、
【スイーツざんまい】
というタイトルで、YouTube動画にUPしました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i5595ca6a0a169d42/version/1710424496/image.jpg)
食べた後は、寝てるか、歴史の探求。
未知の世界への探求心と、その実行力は、私の20倍はあった。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/idb51a63cdbd50a77/version/1710424496/image.jpg)
私と違って、人気者なんだよな。
それが、親としては嬉しくてね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/ia1d4e37e7bd00269/version/1710424496/image.jpg)
駒大時代には、既に立派なオジサン顔だし。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=296x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i87d26aa5c107c552/version/1710496928/image.jpg)
ただし、親のひいき目で、固定化された彼だから言うけれど、
時折、スラーッとして、格好いい姿を見せる時がある。
そして、老若男女にかかわりなく優しく、動植物にも愛情あふれ、こんなオヤジにも優しかった。
母ちゃんのことが一番大好きだった、いくつになっても甘えん坊の輝竜君。お母さんの誕生日プレゼントになるといいんだけど。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i8a19c8a7a867b32d/version/1710424496/image.jpg)
なんか、勝手にその気になってるし。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/id2770b3aeea245b6/version/1710426107/image.jpg)
幼少時代から、昆虫が大好きで、君の写真には、花がよく映っている。蜜に惹かれてんだろ。
動物も同様に、大好きだった。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/id5f5d8724facf01e/version/1710424496/image.jpg)
自然、景色が大好きで、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/ia494d7ef27602d9f/version/1710424496/image.jpg)
輝竜のスマホの待ち受けは、これだったのか。
案外と、自分でも後姿が好きだったんだな。
【小さなことに大きな愛を】
これ、今は当社の社是みたいになっています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i0c745ac264946698/version/1710424497/image.jpg)
少し、背中に哀愁を感じる時が、多々あった。その日を知っていたかのように。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i3a675d988f8c0107/version/1710424497/image.jpg)
川の流れを、飽きることなく見続け、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i3ee6b9b887c75172/version/1710424497/image.jpg)
打ちそうな身体つきでしょ。
でも、私よりはマシながら、見掛け倒しで。
でも、野球をよく観に行ったな。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=330x1024:format=jpg/path/sfcdf8a3a6f897984/image/i1829c5701cc3dfcb/version/1710424497/image.jpg)
幼い頃から、つぶらで可愛い瞳は、変わらなかったな。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1024x186:format=jpg:rotate=90/path/sfcdf8a3a6f897984/image/ic41bf8bf0b50310e/version/1710424937/image.jpg)
東京ドームへ野球観戦に向かう後姿を、弟の輝心が撮っていました。
(私は、この写真が輝竜らしくて好きです。彼が大好きだった、今は亡きババに腰回りがそっくり)
【上昇輝竜に乗って/小川名建設(株)】
は、彼自身の写真ではなく、彼が撮った写真がメインです。
誰かに見て欲しいというよりは、こうすることで私自身の心の安定が保てる。
そして、時間と共に忘れ去られていくのが辛いので、せめても形に残していこうと。
いつしかは、当社建設事業に係わる、或いは、彼が故人を優しく葬るお手伝いをしていたので、そのようなことにまつわる事業を立ち上げるか、彼の名前を冠した会社なりを創っていくことが、私の夢です。
世のため 彼のため