次男、ネコ車、初使用

私は小さい頃から、両親が農家出身だったため、気が付けば、植木の剪定、刈り込み、根回し、移植、柿取り、草むしり、枝葉の焼き作業等、常に当たり前に行っておりましたが、
そういえば、建築という仕事に熱心になり過ぎて、子供らにそうした当たり前の事を伝えて来なかった。

とある農家さんの仕事をさせてもらう一方で、次男にドブさらいを経験させました。

鍬は、あえて古いものを使ってもらい、
ネコ(ネコ車・農業用一輪車)を借りて。

たくさん載せると、バランスを崩しやすいネコ。

先ずは少量から。

ドブといっても、雨水の側溝に枯れ葉が溜まったものなので、とても良い腐葉土。

畑に使ってもらわないと。

『へ~、土をネコから降ろすことを覚えたんだ!』

そうそう、何事も教えてもらうばかりでなく、自分の身体で体験して、どうしたら上手くできるのか。効率良くできるのかを、編み出していかないと自分のものにはならないからね。

 

向こう側と、こちら側(まだ途中)と、だいぶ溜まっていた土を、掘り起こせました。

次回は、長男・次男ともに、都岡本店の伸び切った植木の刈り込み、それを埋める穴掘りと、経験させるか。

土工屋さん、植木屋さん、そして農家さんは、とても尊い仕事をされていることを、身体で覚えてもらわないと。

建築の仕事を継ぐかどうかは、君の勝手だよ。