工事保険工事(ベランダデッキ材)

塗装工事その他が完了し、あとは足場をばらそうと思っていたら、

タキロンで有名なベランダのデッキ材が、茶色く変色している。

塗装の撥ねを恐れて、少々厚めの養生シートで覆っていましたが、それを剥がした際に、今回の変色が確認されました。

どうこすってもまるっきり汚れが落ちない。

当社の工事保険を使おうと考えたら、責任感の強い塗装屋さんが早速、ご自分の工事保険の代理店に電話されていました。

色々と聞いてみたところ、樹脂製デッキ材の上を歩いている間に、擦れてくると、見えにくい細かい傷が入り、そこに養生で覆った状態で、今年の猛暑で熱せられたせいか、擦り傷のなかに、風で飛来した汚れが焼き付け塗装のように染み込んでしまうようです。
(極めてまれなケースですが)

元請けの私も、保険代理店、AIG損害保険(旧AIU損害保険+旧富士火災海上保険)さんと、熱心に折衝した結果、既存のデッキ材の経年変化の減額はありつつも、こちらの事も考えて、損失が大きくならないように努力して下さり、
ご覧のように、新たなデッキ材を張り出すことが出来ました。

現状に合わせて切り欠き作業。

綺麗に取り付けられ、お客様にもお喜びいただけました。

作業上、取り外したエアコン室外機を付け直して、室内で、お客様と共に、冷房・暖房が無事に作動しているのを確認して、一安心しました。
(エアコンの脱着は、私達は恐る恐るの作業。何故なら脱着した際に、何かしらが上手く動かなくなってしまうことが、たま~に、あるからです)

いずれにしても、皆様のご協力に感謝の一日でした。