ビル塗装前の、高圧洗浄

屋根、そして建物上部から洗い流していきます。

ビルともなる、高圧洗浄をする範囲も多くなります。

このような2段積みマルチエアコンの裏側までも、入念に洗浄していきます。
(日頃は、目に付かない箇所こそ)

この塗装屋さんは、言わなくても、私の意を汲んでくれて、見積りに無い、土間部まで高圧洗浄してくれています。

市販されているケルヒャーでは、洗い落とせない汚れも、いとも簡単に取れていますのです。およそ倍ほどの水圧を掛けているので。

しかし、ただ高圧洗浄すれば良いものではなく、部位によっては、水圧の掛かり方を、考えて。
(以前に、私の営業現場で、2回ほど、高圧洗浄により、外壁をぶち抜いて、室内が水浸しになった苦い経験があります。
(大場久美子さんが、演じるコメットさんで撮影に使われた)、成城の家(世田谷区から何度も文化遺産の打診を受けていた昭和初期の洋館)でも、外壁のモルタル(内部は木舞の漆喰づくり)が、貫通してしまい、大変なご迷惑をお掛けしました。

入口部は、簡易ながら養生し、出入りされる方々に、水と汚れが降り注がないように。

入口付近、高圧洗浄したら、こんなに綺麗になりました。

このままで、塗装しなくていいじゃん位になりますが、一時的に汚れが落ちて綺麗に見えるだけで、高圧で、汚れと同時に、ミクロの傷も付けているため(これにより、塗装の下地が乗りやすく、剥がれにくくなります)、放っておくと、すぐに汚れ・コケ・藻が付着してしまいます。

実際に、試したことがありますが、事実です。

ポリバケツに水を貯めたものを、エンジンで吸い上げて洗浄水に浸かっておりますが、フロートを設置して、お客様のところで使わさて頂いている水が、無駄に溢れないようにされていました。

塗装屋さん! 高圧洗浄のエンジンも小型化してはいますが、660㏄の軽自動車をずっとフル回転しているよりも、2000㏄、或いは3000㏄のエンジンで、ゆとりを持って使った方が長持ちしますよ。
 
ともあれ、当社社員と共に、職人さんも、それぞれに気を遣ってくれており、当社としては有難い限りです。