良い部分は残して、少ない出費で賃貸に

職人さん方が忙しい時期で、かつ工期が短いながら、昨日何とか工事終了した陳地物件。

元が立派な天井。照明器具。
こういう箇所は残して、

床を新しく、壁も下地を入れ直してクロスにして。

かなりお金を支払ったであろう、造り付け家具はそのままで、クリーニング。

この部屋も同様に。
(この時点で、幅木が付いておらず、床養生も剥がしてない)

襖・障子張り替え(一部ワーロン紙)・クリーニングと、Wのカーテンレール。

明るくというご要望でしたが、ホワイトすぎたかな・・カーテンレール。

柱、長押、廻り縁、贅沢な欄間を、濡れ雑巾で拭きあげたら、やはり元々の素材が良く、綺麗なあめ色が、現われました。

畳は、賃貸契約が決まったら、表替えの予定。

こちらは、床フローリングとクリーニング。
(まだクリーニング中で、床養生を剥がしていない)

少々、時間の経過したキッチンですが、磨くと綺麗に。大きく贅沢に使われたステンレス(近頃はキッチンパネルに、その座を奪われる)も、ものが良く磨くほどキレイに。

壁は、冷蔵庫・タンス裏の汚れがあった突板材も、磨きあげると、そこそこのレベルまで。これなら、クロス壁よりもいいでしょ。

あとは、借り主さんを待つだけです。


空き家が増える今日、一軒まるまる借りたい方も案外と多い。そのまま寝かせておくと、家は早く痛むし、固定資産税もばかにならない。

少し手を入れて、貸し出した方が良いと考えます。(相続時の売却用・将来のお子様の家・ご自分達の隠居生活の家として、考えられている際は、条件付きの契約形態にすると、賃貸しやすい)