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左隣の㈱K俣建設さん所有物件から、安全帯を利用して、乗り移らせていただく際にも、オートロックの番号を、私達に知られる訳にはいかないので、わざわざお立合いいただけました。(オーナー様とともに、さすがですね・・・)
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かつて、ウレタン系絶縁工法で屋上防水したので、表面を傷めていけないので、モップとほうきを使って、屋上に溜まった泥集め。
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水下のこちら側は当然、途中の左側に溜まった泥(土ぼこり)を丁寧に取り除きました。
ドレインに流し込むと、排水管が詰まるという二次被害を生じるため。
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気が付くと、まるまるバケツ2杯分も集まりました。
野毛という廻りをビルに囲まれた都会なのに、これだけ10年で溜まるんですね。
ここに砂金でも混じっていれば、屋上は金を産み出す空間になるんだけど。
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改修用ドレインだから、これまでのものよりも内径が小さくなるので、確かに詰まりやすくなります。
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掃除をしたら、ちゃんと雨水が流れていきました。
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この穴の先の竪樋に繋がる集水器と、竪樋も詰まりなくスムーズに流れていました。
※水は、とても自然の理にかなった動きをしているため、排水の穴が真下に落ちる際は、かなりスムースに流れるのですが、【横引き】の排水口は、少し勾配が付いていても、流れはゆっくりです。要は、元の建物の設計が横引きドレインの場合は、排水の流れが悪く、詰まりやすいという現実があります。
デザインよりも、後々のメンテナンスを考慮した設計の方が良いと思います。
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ついでに、防水の状態、雨押さえのアルミアングル部、そのシール状態等に問題無いか確認。
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絶縁工法のため、防水層内部の湿気・コンクリートから揮発する気体を抜く、脱気筒(だっきとう)の状態も確認。
今すぐでなくても、近々トップコートをするだけで、防水層の寿命を延命できるので、安くできる旨を伝えると、とても喜ばれていました。
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以前、錆びきった鉄骨階段が付いていた入口部。
この両脇からの雨だれが、大雨の際にプール状態になると、ここから溢れ出ていた痕跡です。
思い出したましたが、『万が一、詰まった際は、ここから水が溢れてくれるから安心ですね』と、話していたことを。確かに、オーバーフローの役目をはたしてくれていた。
工事の際には、今後のために、鉄筋を避けた場所に、コア抜きして、オーバーフローを作らなければ。
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余談ですが、面白いことに、土ぼこりを洗浄しながら、都岡本店の土に還していたところ、タイルの破片がたくさん出てきました。
ここの現場では、もともとタイルは無い。
周囲のビルも、この手のタイルは一切使っていない。
どこから、やって来たんでしょうね?