ムカデ、クモにも対応。シロアリ防除

何だか、凄い写真です。

全体に、薬剤が行きわたり、お母様が心配されていたムカデ、クモの防除作業。

お母様、以前にムカデに刺されて、大変な想いをされたそうで、今でも寝室に来たり、タランチュラのような大きなクモが出てくるそうです。(舐めていると、世界のものが集まる横浜港が近いために、猛毒のセアカコケグモだって、棲息するかもしれない。

建物だけのシロアリ防除工事が、一般的ですが、今回はモルタル土間内部の土壌も、穴を開けて、薬剤を注入し、防除処理しました。

ドリルで、穴を開け、

薬剤を圧力をかけて注入し、

このあと、穴をモルタル補修。

アジェンダという、土壌処理用の原液。

人間の身体には、極めて影響の少ない、安定の三井化学アグロ㈱の、ミケブロックにほぼ1本投入して。

ミケブロックが、出た当時はあまり期待していませんでしたが(かつてはシロアリ防除工事をすると、寝込まれる奥様方が非常に多く、さらに、フローリングなどの集積材が、脆弱になっていたので)、確かに、問題を今のところ問題無し。

かつて、S林業と飛び込み客の陰謀により、60坪近い住宅へ呼ばれ、ミケブロックを施工した翌日に、下が土の床下を潜り、床伏図を書かされ、続けて真夏の暑い小屋裏に潜り、梁伏せ図を書く為に、長いこと潜っていました。(こちらがツナギで汗だくになりながら、真っ暗の中、床下中も小屋裏中も、ザーマス系の方々の笑い声が今でも焼き付いている)

しかし、ミケブロックの人体実験を、強制ながら行った意味は、非常に高かった。
まるで、臭いがせず、デカい身体の割にデリケートな私の体に、その後も異変が起きませんでした。

そうそう、当然、建物の床下も、ミケブロックでシロアリ防除(駆除)。

これからが、シロアリさんが分家する活動期です。

全部、他へ行ってくれれば問題無いのですが、羽ありとなって、飛び立ち、他のフロンティアで、新たなコロニーを作るのは、1割ほど。残りの9割は、そのまま、建物内に隠れ住んでいます。

床下点検口の上を、万が一お客様が通過する際、下を見て歩いている訳ではないので、不意に落下して怪我をされるリスクがあります。

それを考えて、彼らは、ふたを閉じて、真っ暗な中を突き進むのでした。
(当社では、施工時の写真を撮影してもらっているので、ふたをされても、インチキはされません)

床下は、1時間も居ると、とても息苦しくなる空間ですが、そこで、常に施工している彼らを、心より尊敬します。

ミケブロック施工後は、シロアリ以外は保証は出ませんが、経験上、ムカデ・クモはもちろん、ゴキブリちゃんもしばらく出てきません。

すると、彼らをエサにしている小動物も近づきにくい(エサがないところへは行かない)という、単純な論理が成り立ちます。