踏みつぶされた、すずらん、蘇って咲き出しました

お客様の庭廻りの植木や、草花は、お客様の記念樹だったり、我々では解らない想いの詰まったものが、多くあります。

足場工事の前に、お客様に聞いておいたこのスズラン、できれば残ると嬉しいとのことで、足場屋さんに現場で直接伝えようとしたところ、寸前で、10時半に変更しますと。

忙しい職人さん達は、近頃は寸前で言ってくるくらい計画が立てにくい。その間に、他の現場へ行き、10時過ぎに戻ってきたら、足場を横に置いてある・・・・!(また、置きやすいスペースだったことは確か)

何時に来たの?9時半頃です。

『仕方ない。すぐに、ここの足場から、優先して使って下さい。そして、ここを踏まないようにお願い致します』と。どんな理由があろうと言い訳は聞かないので、出来ることをしてから、お客様に謝りました。

人格者のお客様は、「いいですよ。また来年、生えてくるでしょう」と。
だからといって、このお言葉に甘える訳にはいかない。できる範囲で、元に戻しつつ、生命力の強さで、何とか花を咲か左縁くれないかな・・・と、祈る想い。

毎朝、確認していましたが、9割方が、ご覧のように、力強く空へ向かって目を伸ばしてくれ、すずらんの花も咲き出しました。

運良く、このようにある程度自然の力で、回復してくれましたが、お客様には、申し訳ない想いしか無いです。

草花・樹木は、業者さんによっては、あまり気にされない方も多く、申し送りが上手くできていないと、このような事があります。

 これは明らかに、当社の管理ミスです。今回の件を、今後の工事管理に活かしていかなければなりません。
また、努めていくようにしていきます。