古いオーニングテントの撤去

かつては、書き物をしている時に陽射しが強すぎるということで、取りつけたオーニング。

しかし、使わなくなった現在では、台風などの強風時に、吹き飛ばされて、他人様を傷つけてはいけないとのご配慮から、今回の撤去作業。

一通り確認したら、構造の仕組みが分かったので、先ずは、軒先からラチェットで取り外し。

面白いことに、ボルト頭はすべて13㎜。

ちなみに、昔のトヨタの車を分解していると、10㎜、12㎜、14㎜、17㎜がほとんどでしたが、日産は、それらにプラスして13㎜、さらにインチねじがあったりで、メガネ・レンチ・ソケットをそのたびに取り替えて、大変だった記憶があります。

このように、チェーンオペレーターで、巻き上げられるようになっています。

次に巻き上げる芯棒を分解して取り外し。

YKKと誇らしげに刻印しているだけあって、シンプルながら強い造りをしていました。
(こういう時に、会社の良心が見えてくる)

耐久性の高い直角式ギヤトレイン。

屋根の上での作業なので、危険なので二人掛かりで慎重に。

つっかえ棒に相当する、壁の支点部を外して、そのまま、コーチボルト止めしようかと考えていたところ、金物の裏側にコーキングか、接着剤が注入されていたため、サイディングの表面まで一緒に剥離してきたので、つっかえ棒を分解撤去して、下地の金物は、コーキングをシッカリ注入して、再取付け。

ロングエクステンションを、屋根上に持って行って正解でした。(サッシ際で、ラチェットを普通に使うと、アルミサッシ本体が傷つくので)


オーニング本体の汚れ防止屋根も取ろうと考えましたが、ちょうど、庇代わりになっているし、コーキングがかなり多めに付いていたので、外すと外壁が壊れてしまう恐れがあるため、あえて残すことに。

一応、すべて増し締めしておきました。

こんな感じで、無事に外せ、雨漏りもしないようにしておいたので、お客様も、これからの台風シーズンが安心と、喜ばれていました。