割れた瓦の取替え作業

先ずは、割れていた平瓦を撤去。

ケラバ(袖)瓦(右用)の2枚は、バリバリに割れていました。
(ここは、土でおさえていたため、漆喰にて、同様に収めます)

それにしても、夏らしい空のもと、高いところは気持ちがいい。

上部が用意した新規瓦。
既存のものと少しだけ形状が異なります。

既存の瓦には、三州片岡の刻印。
おそらく愛知県陶器瓦工業組合に所属する片岡瓦工業㈱さんのことだと思われます。(この会社は、棟換気が出来る棟瓦を製造・販売しているみたいです)

元々の施工で、瓦の割り付けの関係から、ワイドを詰めて、葺いていたようなので、それに合わせて、カット。

瓦どうしが噛み合わさる箇所の形状が、微妙に違ったので、現場で加工作成。

一枚目を入れてから、慎重に2枚目を。

少し、合わなかったので再調整。

この瓦屋さんのゲンノウ(ハンマー)の使い勝手が、著しく良いので、私も購入してしまいました。

よく見ないと、どこを直したのか分からないように直せました。

お疲れ様でした。