大きく反ってしまった、釘打ちサイディングは直るのか挑戦

下地の胴縁(どうぶち)に、釘が利いていないサイディング。

この面も、あまり良い状態ではない。

横目地の繋ぎ目も、いたるところで窯業系サイディングが反ってしまい、下から見上げると隙間だらけ。

コンクリート用キリ(サイディング用)で、穴開け。
(この現場では、長持ちするBOSH製のキリでも3本必要でした)

ビスで揉んだら、かなり【反り】が直りました。

ビス揉みした箇所と、写真右上のビス揉みしていない箇所の差が、歴然です。

こんな感じで、サイディング本体が割れることなく、何とか多くの反りを直せました。

ビスを揉んだことにより、浮き上がってきた釘頭は、残らず叩き直し、

家の顔、玄関上も、ある程度直りました。

惜しむらくは、いくつかの箇所で、下地胴縁が存在していなかったために、ビスが利かなかった。

一番悔しいのは、分かりにくいようには工夫しておきましたが、サイディングの端部(縦目地部)に、胴縁が無い箇所が数か所。

気が付けば、ビスは100本弱使用しました。
 

ビスを揉んだ箇所は、すべてコーキングで、ビス頭をサイディングの目柄に合わせて、ヘラ仕上げ。

これで安心して、次の日からのコーキング打替え作業に入ってもらえます。