【廃業】【休業】を考えている、真面目な小さな工務店さんへ

参議院選挙も終わり、消費税が10%に上がることが決まり、10月以降の【経営】を考えている小さな工務店さんは、多い事かと思います。

真面目に、シッカリとした昔気質の工務店さん(大工さん)の多くが、ややもすると、大きな傷を負う前に、【廃業】【休業】を検討されていることを、心から日本社会の損失だと考え、この先を憂えております。


当社も、呑気に構えている状態ではありません。

昔から、【勝てば官軍、負ければ賊軍】【盛者必衰】【栄枯盛衰】の故事がよく出てきますが、指をくわえていても、自然と、あなたが苦労して培ってきた【技】が、伝承されることなく、消えていくのは、見るに堪えません。

私は以前、RC造・S造・木造の新築、それらのリフォーム、修繕と、小規模ながら神奈川県・横浜市のAクラスの営業部長をしていました。
【営業】に関しては、これまでの経験から、押し付けでない営業手法、息の長い営業を行ってきました。
また、ビル新築の現場・木造新築現場では、追い込み時に間に合わなそうな、現場の監督の立場を考えつつも、そこに陣を張り、引渡しへ向けて、自ら指示を出し、陣頭指揮を取り、すべての検査をクリアーさせたり、工事中・工事後に起きる現場でのクレーム対応を、お客様の気持ちを最優先にしつつ、会社が損失を負わないために、成果を出してきました。(当然、皆の協力のもと)

結論としては、地元密着型の営業を大切にしながら、施工・アフターサービスの良し悪しが、次なる営業への一番の近道であることも、身体に叩き込まれているため、
仮に、あなたが、今、【廃業】【休業】を考えているならば、一度声を掛けていただけないでしょうか?

これ以上、日本が長年掛けて培ってきた建築の伝統が、廃れてしまうことが、一番ツライ。
そこに集う職人さん方の将来も。
微力ながら、私の力で、協力できることがあれば、精一杯、一緒に考えていきたい。

その工務店様の伝統、歴史を学ばせていただいた上で、お手伝いできれば・・・。

日本の建設に係わる人口は7%も。それが、ガラガラと崩れだしています。

我々の会社もまだまだ、ひよっこなので、横浜市旭区近辺の小さな工務店様しか、お話しできませんが、【可能】【不可能】は、しっかりと言いますが、出来る限り、永続に向けて【可能】にしていきたいです。

お互いに、生き抜いていきましょう。これから迫りくる淘汰の時代を。