雨漏り、下屋重ね張り

写真では、わかりにくいのですが、途中からかなり屋根がくぼんでいます。

ちょうどこの直下から雨漏りしました。

屋根の下地材料、施工が悪かったり(天井裏を見てきた経験から、ボルト、かすがいなどの金物が入っていない家や、会社の大小関係なしに、小屋束が欲しい所に入っていない、材料が細すぎるも、たまに拝見します)すると、木材本来のクセが、顕著にあらわれ、ねじれたり、反ったりします。(特に夏場、高温になりやすい屋根の下では)

防水紙もそのよじれに追いつかないと、やはり切れて雨漏りしやすくなります。

防水紙(防水シート)を先行して、水下から貼り出していきます。(この現場は、一人で施工しているため、日数がかかるため、一気に防水シートを張っていません)

初日に終えたヶ所を、暗くなってしまいましたが、念のため見に行ったところ、防水シートの重ねシロを、適正に残していなかったので、翌朝、張り直しの指示により、職方さんと一触即発でした。

しかし、そういう重要な点で、私は絶対に折れないことを知っているので、やり直してくれました。台風後の忙しい時期の施工こそ、次の物件が押せ押せなので、気持ちは理解できないでもないですが、信じてくれている施主様を騙す施工は、当社では許されない。

要所で厳しいがために、仮に職人さんが離れたとしても、それは仕方ない。
会社を打ち立てた意味が無くなるので。

あともう少しで完成です。

頑張ってくださいね。