【準中型免許】、そういえば施行されてたな

免許証更新時の受講って、とても大切だと思いました。(本日いただいた一般財団法人全日本交通安全協会の わかる 身につく 交通教本より)

2017年(平成29年)3月12日に、【準中型免許】が新設・施行されていました。
(そういえば、そんなNEWSあったっけ)

つまり、これから新たに免許を取得する若者(18歳以上から普通免許と同時取得可能)は、なるべくなら準中型自動車免許を取得しておいた方が良いと思われます。(最短14日間で取得のところ、準大型も一緒に取得する際は、最短17日間と、3日間増えますが)

これにより、平成29年3月12日以降に普通自動車免許を取得した人は、一般的に言われている2トン車でも、乗れるものと乗れないものの区分けができ、ややもすると、無免許運転と同じ扱いになってしまいます。


建築基準法・条例・省令等々、毎年、新たな法律や規則が、笑ってしまう位に作られていますが(一方で法律が減ることは少ない。法律が増えた分、その費用を負担するのは一般消費者)、道交法も日々進化(変更)していますね。どちらも、国土交通省か。

何だか、若者たちにとっては、ますますギスギスした生きにくい世の中になっている感は否めませんが、一方で、確かに、我々(1970年生まれ)が、若い当時に取得した普通免許で、4トン車やキャリアカー、ダンプ等々をレンタカー屋さんのアルバイトで、法的には問題なく運転していましたが、今考えると、かなりいい加減な気持ちで運転していたかな・・・と。
大型車に比べて、4トン車の保冷車などは、シャシー・エンジン・トレッド(タイヤ間の幅)が、貧弱で、重たい分だけロール(曲がるときの傾き)が大きく、侵入速度をしっかり落とさないと、倒れんじゃねえ?というくらいに、まったりとした動き、さらには内輪差も大きいので、気を付けないと危険。『よく普通免許で乗らせてくれるな・・・』と、密かに思っていました。

良いか悪いかは、賛否両論でしょうが、一つ言えることがあります。

先述したように、私は1970年型。
この年は、日本のあらゆることの分水嶺ともいえる端境期で、
高度経済成長が終わった年。(モーレツ最優先が終わった)
公害問題が最ピーク。
第一次ベビーブームと、第二次ベビーブームの谷間の時期。
私が尊敬する、岡本太郎作の意味深な太陽の塔で有名な大阪万博開催。
あとは、これといって大きなムーブメントが少なかった年ですが、
本日、教えてもらったのは、交通戦争と呼ばれたピークの年。(今の約5倍の方が交通事故死されている)

大学から就職先を見つけるタイミングで、バブル崩壊。
生後半世紀の今年2020年は、世界的に新型コロナウイルスの拡散、数日前は世界同時株安と、どうも現人類史上最大の苦節の年か、それが始まる年に思えます。残念ですが。

いずれにしても今年は、我が建設業界だけでなく、自動車業界にとっても、大きな分岐点の年になりそうな宿命を感じます。

まあ、法令順守のうえで、今できることを皆でやっていきましょう。