【空き家】を長持ちさせたい

この【当社 都岡本店】は、事務所・打ち合わせスペース・倉庫・仮分別ごみ置き場・駐車場・避難場所(誰から?)としてフル活用していますが、

私が今もサラリーマンだったら、父母が不在の現在、子供達が住み出す(未定)までは、今宿西町の敷地40坪程度の家で十分に住めるし、仕事もでき、この写真の家はいわゆる【空き家】状態だったことでしょう。

【空き家】という言葉が一般的ですが、当の本人たちは、生まれ育った場所であり、今後子供たちが生活する場所や、私たちの隠居場所になるかも知れないし、ここではないけれど【賃貸】として人に貸すという選択肢もあり得る。

そして現在、都市郊外の【ニュータウン】と呼ばれる土地に異変が起きています。

生産人口と呼ばれる現役世代は、職場までの【痛勤】を便利な【通勤】に変えるべく、【駅近】に住む方が多くなり、残る多くが老世帯、或いは空き家が主流になる現在進行形です。

そのような、常に、人が住んでいない家を、長持ちさせたいと、心から願っています。

そのために、我々が動くことは喜んでするし、建物が劣化しにくい手法も、実証もかねて、考えてあります(お求めやすい金額で)。

【人が住まなくなると、家は朽ちていく】というのは、ある意味で本当であり、それだけではない理由もあります。
ちょっとした事で、【家は長持ちするんです】。
また、そうでないと建築に係わっている人間としては、非常に寂しい。

将来、ゴーストタウンを見たくないし。