エコキュートの交換

新型のエコキュート(タンク部)に、交換中。

既存のエコキュートは、室内に設置されていたため、新品同様。(こうした点は、車庫にしまわれていた自動車が新車さながらの輝きを放っているのと同じ)
しかし、そろそろメンテナンス部品が欠品し始めるらしく、壊れたと時に慌てないで済むように、予め交換です。

これまでお疲れ様でした。

内部も雨風にさらされていないため、非常にキレイ。

今では過去のものになりつつあるエコキュートですが、かつてオール電化住宅として電気の契約をされた方には、未だにガスの要らないオール電化のエコキュートに取り替えた方が断然有利です。

正式名称は【自然冷媒ヒートポンプ給湯器】と呼び、デンソーなどの特許をもとに、東京電力と(株)コロナの共同開発のもと、世界に先駆けて2001年に発売されました。

一度稼働させ出したら、止めると再稼働が大変な、原子力発電所。
そこで、余った電気(深夜帯)を安く売り出す契約により、夜間にヒートポンプで水道水を温めて、高温にし、使用する際は、水とミキシングして、丁度良い温度にぬるくして使うようにした優れもの。一時期問題になった、低周波振動による人体被害に関しても、現在は改善が加えられています。

しかし、2011年3月11日に発生した【東日本大震災】により、福島第一原子力発電所が津波により、大事故を起こしたため、一気に原子力発電による発電方法が下火となったのは、ご存じの通りです。これにより、深夜電力割引も消失していき、かつて契約を結ばれた方のみに、安い深夜電力を提供してる現在です(東京電力管轄下では)。

各配管類を、取り外しましたが、こちらでは手前の銅管の立上りが高く、エコキュート本体を取り出すために、それらの配管を途中で切断しました。(横に移動できるスペースが無かったため)

こんな感じで。

新しい本体を据え付け直してから、切断した配管類に、ジョイントソケットをハンダ付けし、そこから配管を接続して完了。

この辺りからは、電気屋さんと相番での作業。

水道屋さんは、接続するためのフレキ管をここの長さに合わせて、現地で製作。

屋外の架台の上に据えつていた、ヒートポンプ(コンプレッサー)を取外しました。

エアコンの室外機と違い、かなり重いので、台車でゴロゴロ。

冷媒管、電気を取付け、こちらもほぼ終了。

こちらの冷媒管は土間埋込み式だったため、再利用しましたが、被覆アルミ三層管で取り替えるのがベストです。

 

工事の際に、外したフェンスも復旧し外部完成。

内部もスマートに完成。

浴室にはメインリモコン。

こちらはサブリモコン。

お湯切れが無いように、ガス給湯器よりも、少々頭の良い学習機能付きです。