お盆の最中でも、動かれている職人さんって偉い!

お盆真っ最中の、カンカン照りのなか、本日も3現場が動いていました。

お客様のご都合、緊急性、職人さんの都合上等、理由は様々ですが、多くの方々が休まれる風習のなか、嫌な顔一つせず、精を出される職人さん方に、心から感謝しています。

段取りを整えて来てくれているなかで、土壇場で作業内容が微妙に変更されるケースがあります。(お客様の気持ちも良く解ります)

それに対して、職人さんはそれ相応の心構え(陣容)で来られているので、こちらはお客様と相談し直し、その内容を職人さんと再打合せ。(当然、お客様が満足されなければ意味が無いので)

お客様のご要望をまとめ直して(相手が一人では無いので、様々な考えがあって当然。それを上手にまとめ上げるのが、我々の仕事の一つ)

こうして、生垣が伸びすぎてしまったトップを伐り、

ご要望の箇所だけを伐り揃え、無事終了。

物置内部、周囲の、処分するものも、ご要望通りに処分して、スッキリ。


こちらの現場でも。

お客様の計らいで、作業しやすい環境を作って下さったときは、非常に感謝しております。

お金を支払っているのだから、職人さんは、半ばこちら(お客様)の言いなりに動くべきという雰囲気が、見受けられる傾向がみられることもあるので、昔ながらに、汗水垂らして、頑張っている職人さんを一個の人間として扱って下さる方々(当社のお客様はそういう方が大多数)に、心より感謝すると同時に、

本来、一般の方が嫌がる、3K(キツイ・汚い・危険)の仕事に、誇りをもって、社会の下支えをしてくれている職人さん方に、改めて尊敬の念と、感謝の気持ちを痛感しています。


各地で多発しているゲリラ豪雨による被害、東日本大震災による被害、強大化した台風時に休む間を惜しんで、修繕作業に勤しんでいる彼ら(職人さん方)の立場が、必ずや尊ばれるのが、当然の時代が来るのはもうじきです。

かつて、戦争に負けて以来、憲法改正がなされ、戦後教育の中では、『自衛隊』の立場は、極めて冷遇されてきました。(ずっと、そして今後も、平和だと信じてやまず、自衛隊は、災害の復旧作業だけに関しては偉い的な、世界の常識から極めて逸脱した思考法)

私は、そうしたマスコミの報道が、小さい頃から、【オカシイぞ!】と思い続けてきて、現在、近所の大国政権が、焦りを隠せず(内外含めて、やらねば、やられる的な心理からか)、世界中から鼻つまみ的な動きをしている。
それでも、愛する日本のために、世界の平和のために、死地に向かっていく覚悟で働かれている彼等に心から、感謝する次第です。

3Kの仕事の中にこそ、実は重要な意味があるのだと考えます。
他人が嫌がることを、体を張って、歯を喰いしばって頑張っている人々が、もっと賞賛される日は、もうじきだろう。
そうならなければ、私を含めた3Kでない、一般人に未来は無い。絶対に無い。

そして、数日前の記者会見で、東京新聞記者の日本国人とは思えない質問に、キリッと、当たり前に回答していた河野防衛大臣を、さらに尊敬しました。
様々な考え方がある中で、あれだけシッカリとした意見を言える政治家はあまり見ない。
だって、ややもすると消されてしまうから。

明治維新時に、命を捨てる覚悟で、将来の日本のために、頑張られてきた【志士】達を我々は誇りに思っている。そして、多くの大物達が非業の死を遂げている。
その思いを、解っているのに、現在とは違うと言っている方々は考え直して欲しい。
本当の平和は、皆で勝ち取るものなのです。

安保闘争が非常に激しかった時代に、【司馬遼太郎】は、あえて、【燃えよ剣】【竜馬が行く】と、守るものの為には、命も預けていた彼らの内心を描いた時代小説を書き、出版していた。
司馬氏も、自分の命と引き換えに、文壇の世界から戦っていた。
しかし、司馬氏は生き延びた。
彼の書いた本を、安保闘争の真っ只中の方々が、こぞって読み漁っていたらしい。

標榜したベクトルは違っていても、命をかけた想いは一緒だったのだろう。

それでも、彼らをないがしろにする者は、選挙権を自ら放棄したまえ。
もともと、我々農民出身の人間には、選挙権など無かったんだ。
それを、一部の志士達が、今を生きる我々のために命をかけて、創り出してくれたんだ。
それを、忘れるなかれ。