あの運転手さん、大丈夫だったかな

中沢の現場近くで、何だか変な光景。
よく見るとミキサー車が横転している。

事故直後だったようですが、近所の方と、たまたま夜勤明けの消防士さんが、いらっしゃいました。

運転手さんが、横倒しのキャビンのなかで、ぐったりして閉じ込められていました。

消防士さんが、懸命に『聞こえる?聞こえたら左手挙げて!』と。

私もトラックに積んであった、大バールを持ってきて、彼に手渡し、フロントガラスを開口。
私は、救助隊が来るまで交通誘導。先ずは、人命救助と、二次災害を無くすこと。

生コン車から、流れ出たコンクリートが、坂道をどんどん流れ出していく。

生コン屋さんに電話をかけて、運転手の件と、『すぐに、応援を呼んで、道のコンクリートを掻き出さないと、コンクリート、道路で固まっちゃう。土木事務所に叱られるよ』

応援者もすぐに来て、2トン車に生コンを積み込みしていました。

レスキュー車・救急車・消防車・警察と一気に集まってくれ、現場は一時通行止め。

レスキュー隊は、全国のコンテストでも常に上位で有名な都岡消防署の方々。
迅速、かつ丁寧な搬出作業で、救急車へ。

その後、生コン車を引き起こすんでしょうラフターが現場へ向かっていきました。

横転時に頭を打っているだろうから、意識が朦朧とされていた運転手さんのご無事を、心から祈ります。