先ずは、雨漏りを止めてから

【雨漏り】、皆さんが理解していないほど、多くの方々が雨漏りに苦しまれています。
特に多いのが、鉄骨造(S造)、そして、RC造・木造と。
自分の家や会社が雨漏りしているとは、他の方には恥ずかしくて、言いにくいですからね。

蛍光灯周辺からの雨漏り。

怖いのは、漏電によるPC(データ)へのダメージ。

最悪は、漏電による火災。

天井は雨漏りの期間が長いのか、カビが発生(健康への影響が怖いですね)

更には、壁まで雨水が伝わって、壁クロスジョイント部の剥離(内部の石膏ボードも心配ですがこの程度なら、まだ大丈夫)してきています。

ここは。鉄骨造(重量鉄骨)ですが、容積率の高い用途地域のためか、将来の【増築】を見据えた鉄骨柱との取り合い部(周辺)が、雨漏りの原因の一つかと考えました(複合的雨漏りが多い中で、その原因を突き止めるためには、どうしても経験値が必要となります)

ご覧のように、コーキングをしてみました(将来の塗装替えのことも考えて、塗料の食いつきが良い、変成シリコンを選択。シリコンは安くて、プライマー無しでシール出来ますが、後の塗装替え時には、その上から塗装しても必ずと言ってよいほど、塗装が剥離します)

もう一つ怪しいと思われる、折板屋根のボルト止め部もサビが激しかったので、シーリング。
(雨漏りが止まったことを確認してもらった上で、将来の塗装替え時に、ボルトキャップを付ければ、さらに安心です)

増築を視野に入れた折板屋根のため、ジョイント部から強風で、屋根が吹き飛ばないようにL型アングルで抑えてる箇所も、シーリング。

今後。ゲリラ豪雨、線状降水帯による長雨、台風等を通じて、問題ない時点で、やっと塗装替えをお薦めできます。
(雨漏りが止まっていないのに、お金が掛かる塗装替えを推奨する気はないです)