重量鉄骨造の雨漏り、アルミサッシ本体も要因に

以前に、外壁クラックの補修、サッシ周囲のシーリングを打ち換えと行いましたが、雨の吹き込み方向、強さ、経年劣化により、別の場所から、軽度な雨漏り。

地震・強風により、重量鉄骨造は揺さぶられることにより、雨漏りを繰り返しやすい。

まだ、手を付けていなかった排煙窓を集中的に。

サッシ周囲下枠の繋ぎ目を、とりあえずコーキング。

外側から。
あまり綺麗に施工していませんが、まずは雨漏り箇所を止めるため。

サッシの障子本体と、ガラスの接合部(ビート)にコーキング。

本来は、サッシ制作時にブチルで水密性を確保している筈なのですが、疑わなければならない。
障子の繋ぎ目、上部にもかかわらず、シール。

木造住宅のアルミサッシは、一般的に雨漏りしにくいですが、鉄骨造のサッシの場合、その建物の設計に合わせて、制作されるケースが多いため、また、大きい分、暑さ寒さによる伸び縮みも大きく、水密性を保持するブチルが切れるケースが、案外多いです。

この作業から、約半年、雨漏りは止まっているようです。
雨を止めるためには、色々な角度から、疑ってかからないと、なかなか止まらない。
そして、長年、雨漏りに苦しんでいる方々が多いのも事実です。