やはり、日本の家電は優秀なのか?

日本の家電製品の壊れにくさ、自動車の故障率の低さは、経済成長が低迷している今日でも、それは日本人よりも、海外の方の方がよく理解されているとの情報がよく流れていますが・・・

工業デザイナーの巨匠フィリップ・スタルク氏が、デザインの全てを機能面も考えて造られたデュラビッド(ドイツ・中国製)の便器・タンク・洗浄便座ですが、一昨年に取付け納入しましたが、その後2回にわたり、シャワーが出っ放しになり、お客様が水浸しになる事態が重なり、そのたび、代理店と粘り強く交渉して交換してもらいました。

そして、今回は経産省へメーカー自ら、取替えの旨を提出したようで(おそらくリコールでしょう)、改善された洗浄便座を無償で変更してくれました。

写真中央のシルバー色のリモコンは、スマホのように微弱な静電気で操作できる代物。
(無駄な贅肉を落とした、シンプルなデザインにまとめられていますが、アナログな私には慣れるまで時間が掛かる)

洗浄便座は、電気部品の塊ですが、こうして海外製品を使用してみて、改めてTOTOやLIXILのトップ2大メーカーの偉大さを痛感しています。
おそらく、日本のものは、商品耐久テスト・慎重な動作確認等に時間を掛けて(時として、その時間分海外に出遅れる時がありますが)、エンドユーザーからクレームの出にくい商品開発をしているのだと思います。日本の消費者は、壊れない・危険でないことが当たり前だと思っているので、厳しい目を持っているのでしょう。