築50年、もうひと働きしてもらいましょう

築50年のアパート、建替えも検討する必要がありますが、構造体に問題がなく、決定的に高額なリフォーム費用が掛からないならば、貸せる状態にして、短期間で投資回収し、もう一度、働いてもらいたいものです。

繊維壁が剥がれだしていて、畳も、その下の荒床もブカブカ。
でも、基礎・土台・柱に問題はなさそう。

北側のキッチンが暗かったので、明り取りの付いた引違いに。

油汚れが付きやすいキッチンは、クロス壁に。

和室は畳を撤去して、下地の一部を直して、根太ころがしの上、冬場寒いでしょうから、スタイロフォーム。

◆床は、根太工法用のフローリング。
◆繊維壁はボロボロ落ちにくい京壁。
(高額になったベニヤ下地を張って、クロスにするよりも、今は安価に済みました)
◆柱、長押などの木部は、アク洗いではキレイに落としきれない為、塗装。
(木材好きな私は、呼吸を止めてしまうので、大分悩みましたが)

これまで長年頑張ったオリエントのキッチン。

◆お求めやすいキッチンに交換。
◆床は抜けそうになっていたフローリングの上から、ラワン合板で補強し、つなぎ間と似た色柄のクッションフロアーへ。

キッチン前は、昔ながらのステンレスでしたが、逆にいうと厚みのある丈夫な材質だったので、ピカールで磨き上げ、再使用。


つづく・・・

浴室のカビも、

塗装しなして、照明器具を交換。

押入れは底が抜けかけていましたが、

根太掛けを補強し直し、

薄ベニヤを張って。

◆くたびれていた網戸本体も、すべて新調。
◆雨戸の戸車も、部品が見つかり、交換して、無事に完了しました。

◎これで、あと20年ほど働けるでしょう。
●こういう工事の現調時は、実質利回りと、何年で元が取れるかを常に想定しながら、お客様にご提案・ザックリの数字をすぐに言い、方向性を決めてもらっています。