サイディング、【ボロボロ】の理由は・・・

サイディング外壁の表面がボロボロと、剥離している建物は案外と多い。
サイディング本体が、積層の建材が多いので、表面から剥離してきます。

そこで、足場がある時に、一緒に外壁の中を見てみました。

サイディングを丁寧に剥がしてみたところ、

透湿防水シート(’ラミテクトHi)が貼ってありましたが、通気胴縁が無いためか、全体的に下地合板に張り付いている感じで、湿気帯びていました。

更に左下(水下)は、嫌な汚れと、木の粉が少々。

透湿防水シートを、恐る恐るめくってみたら、『あちゃ~!』

赤アリか、シロアリかは、判明しませんが、食害されたあとがありました。
(構造体まで食べられていなければいいのですが・・・)

『良かった! 中まで侵されていなくて』

早速、補強と、水切りを修正して、

消毒をしてから、写真のように、下地合板を塞ぎました。(内部は雨水が外部に出るように誘導しています)


透湿防水シートはもちろん、雨水が入ってこないように、防水テープでしっかり押さえて、サイディング張り。

透湿防水シートはもちろん、雨水が入ってこないように、防水テープでしっかり押さえて、サイディング張り。
(塗装替えするので、ワンポイントの意味もあり、サイディング柄は、無理してあわせていません)

ベランダ笠木の寸法上、通気胴縁を取付けできないため、今後を考えて、サイディングの裏から雨水が染み込んで、またボロボロと剥離しにくいように、事前にエポキシ樹脂系塗料を塗っておきました。

気になって、お客様と見回ってみたところ、浴室(ユニットバス)外部のサイディング コーナー役物の表面が剥離しだしていました。

映ってはいませんが、サッシとサッシの間の細いサイディングも、『浮き』と『表面の一部剥離』がみられました。

サイディング・下地合板を剥がしてみたところ、こちらの方が食害が大きく、補強をかけて、消毒して、水切りもやり直しました。
ユニットバス内部のシーリングも、口が開いていたので、シールの打ち替えも。(こちらは、窓ガラスに付着した結露水が、内外ともに滴り続けていたことが原因。雨染みも一因)

構造体(柱)が少し食われていましたが、早い段階での手直しで大事にならずに済みました。(食害部を削り、補強して消毒)

上記同様に、一部、新規サイディングを張って、さらに、塗装替えして、無事に納まりました。