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当社の道路向かいの地主さんのお宅の、河津桜が満開です。
そこへ日頃出入りされて、我が家も可愛がってもらっている造園屋さん(小川名さん)が、地主さんに言われたのは、
『向かいの家(当社)から、よく見える場所に植えておいたからよ』と、その土地の方に、言われていて、その発言をその地主さんは、「本当に、面白い方よね」と、愉しそうに、私に話して下さる。
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久しぶりの冬の長雨に打たれながらも、後ろの白梅の老木と、咲く時期がみごとにコラボレーションしています。
(この手入れをされていた社長は、昨年、急性の病により他界されてしまいました)
今後、私も生ある限り、このコラボを楽しみ続け、社長の粋を感じていきたいと考えております。息子さんも、お嫁さんも気さくな方なので、長い付き合いになりそうです。
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次男の輝心の記念樹、紅白のしだれ梅も、
ようやく色づいてきました。【上昇輝竜に乗って】でも、紹介しています。
咲くタイミングはそれぞれで、遅く咲くのも、それはそれで良いものです。
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私は、桜の花でいえば、日本人の多くがこよなく愛する「ソメイヨシノ」も、大好きですが、それ以上に好きなのは、咲くのが遅い「八重桜」。
実家に立派な八重桜があった頃、それを見慣れていたこともありますが、ピンク色が濃く、十二単のように、幾重にもに花びらが重なり合い、花持ちがよいため、長いこと愉しめる。
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小倉百人一首で、何となく好きだった、
『いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほいふるかな』
は、調べてみると、作者:伊勢大輔(いせのたいふ)が、八重桜が、奈良から京都の宮中に届けられた際に、藤原道長に『詠んでみろ』と命ぜられ、詠んだ詩のようです。
その時、伊勢大輔は、紫式部の後釜として任じられたばかりの時だったようです。
放送中の、NHKの大河ドラマ『光る君へ』と繋がって、新しい発見です。
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一方で、桜の幹から少しだけ出始めた枝に、ちょこっと一輪、八重桜のつぼみ。
こういう子も可憐でいいですね。
満開のソメイヨシノ等は、こちらから。