万が一の、雨漏りに備えて(逆転の発想)

鉄筋コンクリート造の4階。
雨漏りを直す前の写真。
こちらのお部屋は強い雨が降ると、壁から雨がにじみ出ていました。(既にオーナー様自ら修理済みですが)
 
そして、万が一に、雨漏りした場合に内側に壁を作り、その壁の中で水を受けてしまおう!

という事になりました。
そしてどうせ作るなら見た目も良くしたいので、日頃オススメしている唐松の板張りに。

唐松の板を張る為の下地。かなりガッチリとしています。
無垢板は湿気をコントロールしてくれますが、その分、動きます。動く!というと不思議ですね。以前のブログにも書いた通り膨張収縮します。その動きを考えて張っていくわけですが、それ以外にも反りという現象もおこります。文字通り反り返ろうとするので、しっかりと下地に留めなければいけません。なのでガッチリ!

そして唐松の板を張り終えました。
これからクロスを貼替えますが、この段階でも部屋のアクセントとしてとても良い感じです。
上部の天板には、小物を飾ったり観葉植物を置いたりと、何かと使えそう!
無塗装なので、唐松のいい香りが部屋を包み込みます。
今回は賃貸物件の一室でしたが、自分のお部屋の一角にこんなスペースがあったら素敵ですね。