近所で見た、危険な作業

当社近所の施工現場近くで撮影しました。
職人さんに、【Ⅰさん、この屋根勾配で、足場無しで登れる?】

職人さん:『そんなの無理。落ちるだろう!しかも、高圧洗浄はできないだろ。滑るからな】

2段梯子を掛けて、屋根の塗装。
おそらく、工事価格が安いか、飛び込み業者の営業によるものでしょう。

一方で、職人さんの命がかかっている。

《卵とニワトリ》の話同様に、答えは出ませんが、
問題は、
・営業力の低い職人さんは、使っている会社の無理難題を、命をかけて聞かなければならない。食べていくために。

・お客様自身が、【質】が解らないか、職人さんの【命がけ】を知らないか、【巧みな飛び込み営業】に乗っかたか、【多少のリスクはあっても、安い方が良いに決まっている】という考え方。

・実際にそれに適したお金を出せない方々が多くなってきたから。
(戦後の1億総貧乏時代はまだしも、高度経済成長、バブル時代、それらの時期の浪費習慣が残ってしまった方・バブル崩壊後に困っている方、給与水準が上がらない若者達が多くなってきた。ある意味、社会問題)

何とか、ならないものかな。

消費者、職人さんも、割合的に受難時代を迎える方々が多くなってきたことに。