鶴ヶ峰の建物、まだまだ頑張ってもらうために

隠蔽部分を解体して、判明したのは、あまりにも多い処分材と、屋根伏せが予想と違った点。

急遽、屋根伏せの変更を即決し、それに見合った資材を、都岡の木材屋さんに依頼し、ご覧のように、雨仕舞い(雨漏りしないおさまり)をつくり、

雨に打たれては、大変なので、その日のうちに防水シート処理。

鉄板の幕板が存在していなかったシャッターボックスも、鉄板ビスでラーチ合板を下地に付けて、破風板の下地も。

昔を知る方は、【ラワン材】といえば、安物というイメージでしょうが、材料不足で、ラワン材は高価なものとなっています。(驚きでしょ!)よって、仕上げ材は板金(防火破風板は窯業系のセメント材で、長持ちしないという点であまり好きでは無い)にして、杉材で。

台風被害の影響もあり、今入手できる材料で、最善の策を。

今日、現在の状況。

アルミ製手摺りも良いのですが、やはり台風被害で、納品まで時間がかかる。さらに、2間(3,636㎜)もののため、アルミニウムでは、強度が保てないため、時代に逆行して、"鉄"製の特注品に。(面白いことに、金額は同じくらい。これからスチールが見直される筈。土に戻ってくれるし)

居住面積を減らすことなく、倒れかけたパラペットを撤去し、必要の無くなったテントも骨組みから取り除き、大型の神奈中バス(5系統・115系統)も、通行しやすくなりました。

電気工事も終わったので、あとは、塗装工事でFINISH!して、年内に仕上げます。