親子門扉の交換

昨日の記事で、左官の話ばかり書きましたが、メインのひとつは、門扉の交換でした。

鉄製で、溶接で直そうかと思いましたが、どうも手遅れのようでした。まあ、40年以上、よく頑張られたということで、再生鉄として第二の人生を送ってもらいましょう。

昨日は、柱の建込みまで。

急いで、門扉本体の吊り込みまで行うと、本体の重さで、柱が傾いてしまう可能性があるため、手間が掛かっても、2日に分けて。

その間、泥棒さんが入らないように、リボンテープ他で、シャットアウト。(裏口があったので出来ました)

本日、子扉から吊り込み。

親扉(大きい扉で、日頃開け閉めする扉)を吊り込み。

近頃の門扉は、調整範囲が大きいので、その分、慎重に調整。

フランス落としのための穴を開け、

そして完成。

この門扉は、あえて標準寸法のままで使用しました。

開く幅が大きくなるメリットと、【切り詰め加工費】が、コストカットできるメリット。

ピッタリに仕上げるか、既製品のままで良いと考えるかは、お客様次第です。

当然、切り詰めしない分、カットしたアルミを捨てずに済み、納品も早く、工事までが早くなります(特に今のような年度末工事で、職人さんが大忙しの時には、お待ちいただく期間が長くなっているため、良い選択だと考えます)。