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近頃、屋根の上に登っている機会が多い。そして本日も。
不思議なもので、こういう事って続くんです。
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左のアンテナが倒れた勢いで、瓦が数枚割れてしまったらしい。
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大屋根(2階瓦)のケラバ瓦が大きく破損し、良心的な電気屋さん(アンテナを直した方)が、ビニールで養生して下さったようです。
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分かりにくいでしょうが、瓦を葺いた後に、ねじれてヒビが入ったと思われる瓦。
瓦って、半永久ではないんです。その後、ねじれ、反り、ヒビ、先日もお話しした、棟部の土の流出、それを止める漆喰(モルタルの場合も)の剥離等、意外とメンテナンスが必要なケースがあります。
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下屋(1階屋根)の平瓦も割れていました。
どうせ、修繕するなら、3枚も5枚でもあまり見積り額の差は出にくいので、この際に点検もかねて。
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近頃少なくなった日本の伝統建築の象徴でもある、瓦屋根。
夕陽の反射が美しいですね。
耐震的に、やや嫌われ者になってしまった感がありますが、瓦屋根の際は、その重量を考えた構造体になっているケースが多く、瓦=耐震性が低いと決めつけてはいけない。
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南関東地区(神奈川、東京、千葉の平野部)では、当たり前に、軽量なスレート屋根が多用されていますが、寒い地区では当たり前の【凍害】により、スレート自体の剥離、割れが多く発生し、スレート屋根を使うという選択肢は無いようです。
そして、我らの南関東地区でも、氷点下前後の時もあります。それによる剥離、割れも、時折見かけます。
そして、割安なりに、寿命も短く、後々の葺き替えor重ね葺きは必須です。
こちらも、瓦をはじめ、建築材料の選定、お薦めにはかなり注意を払わなければならない。
(これがまた、簡単ではないんですよ。でも、日々勉強していかなければ)