小川名建設(株) 水溜まりになるベランダ 勾配直し

長尺塩ビシート防水のよく見かけるベランダ。

水勾配が、排水ドレインに対して、【逆勾配】のため、乾くまでほぼ水溜まり。
➡案外とこういうベランダ、多いです。

放っておくと、雨漏りのリスクも。

下地の垂木を、勾配が付くように斜めに加工し、

新たな防水層のための下地を作成。

ドレイン廻りを含めて、コーキングで補助防水。

防水屋さんが入る間に、急な雨が降ると、防水工事に入れなくなるため、排水を確保しながら、ポリエチレンフィルムで覆い、

さらに、ブルーシートで養生。

この現場では、1日でFRP防水を丁寧に仕上げました。(作業途中の雨が怖いので、スピードも大切)

排水ドレイン廻りも、防水立ち上がり部も、FRPフラットバーを差し込んで一体化しながら。

既存エアコンが、元々寿命だったため、その後に交換。(お客様支給品)

同時に、グラつく壁手摺りも、補強。

他にも、雨水が壁手摺り内部に入りやすい納まりだった箇所も手直し。

これで、この建物の寿命が延びたことと思います。