便器の交換時には、排水心のチェックは必須です

何事も無かったかのように、トイレが新しくなっています。

TOTOの床置き大便器が、やっと納品されて一安心とお思いきや、

リモデルタイプの便器の発注にしなかった為に(単純な発注ミス)、既存排水管を切断し、新規排水心200㎜に合わせた箇所に穴を開け直して配管しなおし。

硬い花梨のフローリングと捨て貼りのベニヤを開口して、エルボを組み直して、塩ビ管が下がらないように、新規補強根太に金物で固定。

既存の穴を塞いで、床排水ソケットを取り付けて、リモデル品でない、一般の床置き大便器を無事に取付けましたが、

リモデル便器を発注しておけば、排水アジャスターを既定の長さに切断し、写真のように取り付ければ、配管を床下で振り回すことなく、簡単に作業できます。

完成形は、変わらないけれど。
(ピュアレストEX)

ここの既存(旧)便器の排水心は、オレンジ色部の寸法。

大便器を正面から向かって、左側の床近くに便器の品番シールが貼ってあるので、TOTOの総合カタログにある、【リモデル対応便器選定のポイント】を見て、

既存便器品番と、新規便器品番とを、比較照合することにより、リモデル便器が対応できるか確認できます。

その他にも、床排水か、壁排水(マンションなどに多い)なのか、排水心高さ、左右振り等、便器選定に当たり、注意しないといけない。

今回は、組み合わせ便器ピュアレストQRを選定しましたが、リモデル便器の
CS232BM#NW1で、発注すべきところ、
CS232B#NW1と、
Bの後に来る、Mを発注書に書き忘れた、ヒューマンエラーでした。

たかだか、【M】一文字ですが、ややもすると、リカバリーできる範囲を超えてしまう可能性があるので、DIYで発注・施工する方は、お気を付け下さい。