築60年近い建物の延命措置

柱を添木して、柱を補強。

モルタル外壁に大きなクラックが入っていたので、所有者の父に話した上で、モルタルを剥がしてみました。

シロアリに食害されたあとで、柱が脆弱な状態に。

反対側も、開口してみたところ、同様に傷んでいました。

柱の腐食部を削り取り、補強したうえで、ブチルテープとコーキングで雨水対応。

モルタルをそっくり復旧し、ビス止め。

クラック部を、プライマーの上、変成シリコンコーキング。(塗装の時期には、まだ時期が早いので塗装はしませんが)

柱を欠いて、

ステンレス製柱受けをはめ込み、

コンクリートで地中は固めて。

壁内部の柱に、コーチボルトで、縫い付けるように。

ケイカル板を張り、柱部のみ、ライトグレー色で、塗装。

反対側:同様施工の上、ケイカル板。
樋復旧。

店舗の間口1階部は、窓ガラスが多く、壁量が少ないため、地震時にここから倒壊しやすい。

耐震診断して、耐震改修となると、金額的にも大袈裟になるため、簡易に、両サイドから、柱で押さえ込む形で、補強。

これで、少し延命することでしょう。