【初動】まで、1時間半以内 への挑戦

お客様が緊急のことで困っている時、第3者に建物の指摘を受けて心配な時、元施工業者に電話が繋がらない時、どこへ依頼したらよいか悩みぬいてご連絡いただいた時などなど、お客様は、必死な思いで、当社へ電話を下さったり、メールでお問い合わせをいただきます。

電話対応で、取り急ぎの対応・伺う日程のご連絡等は、素早く対応できます。
一方で、様々な理由があれども、『すぐに見に来て欲しい』と、切実なるご相談の際に、特に伺わなければ、お客様自身では対応が難しい時は、旭区内や近くならば、1時間半以内では対応してあげたい。(それ以上経過すると、時機を逸したり、人によっては待つのが苦痛な方も増えてきています。そういう経験から創業時にかなり悩みましたが、建築全般に関して、24時間365日受付を謳いました)

こちらは、30年近いトイレ(赤い丸で囲った部分)のゴムフロート(フロート・フロートバルブ)の劣化により、タンクから便器への水が止まらないせいで、ボールタップが満水になったと判断せず、ずっと水が流れっぱなしでした。

便器の水溜まり面が、写真のように、表面に水が流れ込み続け、波打ったようになっています。

本来は、タンクからの水供給が止まっており、水面は穏やかに平面を保っています。

水道メーターの検診の方が、いつもよりも水の使用量が多いので、『漏水している可能性があるので、業者さんに連絡してみて下さい』

給湯機が古いことを話されたら、『もしかすると、給湯器周囲からの水漏れもあり得ますね』と。

そこで、コックを止めて調査しましたが、水道メーターのパイロットは回りっぱなし。

水回りを一通り確認して、最後に2階のトイレの止水バルブから、僅かに水が滴っていました。

そこで止水バルブを閉めてみましたが、水道メーターのパイロットは回っている。

私も一発目でわからずに、馬鹿でしたが、耳を澄ますと、タンク内から水が出ている音が。

そこで、2階のトイレを使用しているか、幾つかの直し方のパターンと、メリット・デメリット、概算数字をお話ししました。

方向性は決まりましたが、実際の見積りを提示、決定、品物の納品まで、少し時間が必要だったため、止水バルブのパッキンをその場で交換し、床への水漏れを止めてお待ちいただきました。

どのような直し方にせよ、その場で直せるものは何とか対応し、後日の作業になる場合でも、被害が最低限でおさまるようにしています。
また最近は、娘様や息子様のご判断も必要な場合があるため、相談してから決定して下さいと話すようにしています。

いずれにしても、近くであるならば、何とかして【初動】まで、1時間半以内 を目指して頑張っています。