隅付けタンク・便器ともに、少し進化していました

便器TOTO CS140と、隅付けタンクTOTO S670BU。

既存のものは、タンクから便器に流れる配管のジョイント部から、水漏れしていました。
取り急ぎ、使えるようにしておきましたが、原因は、根太及び床自体が、傾いていたことによります。

左が、CS140。右が40、50年前の便器。
形状が微妙に変化していました。

上から見ると、形状の変化がよく分かります。

後ろから見ても、やはり違う。
床に接する箇所が、少し大きくしたことにより、集中荷重だったものから、少しだけ荷重を分散させているようです。

便座が乗る箇所も、今時は一般的な平らな形状となっています。日本人も身長・体格が大きくなっていますし。

何度も表面のコーティング(セフィオンテクト)を、改良し続けているTOTOですが、ネオレストやピュアレストに近い釉薬処理しているのでしょうか。いいですね。

タンクも、内部は金物類が進化し、外部も光沢感があります。

写真の通り、約3尺×3尺のトイレスペースのため、隅付けタンク式を採用しました。
(以前に同様のスペースで、タンクレスの割安感のあるものを採用してみましたが、案外と大きく、斜めに取り付けましたが、それでも、使用する方にとっては、奥側の足を入れ込むのが大変そうでした。さらには、電気が止まると、用をたした後に、水を流すことも出来ないということが発覚しました。当然、タンクありと違い、自然落下ではないため、停電時に、タンクにバケツで、汲んできた水を入れれば流れる という行為が不可能というデメリットが、震災の多い日本では、家に2以上のトイレがあれば、一つはタンクありにしておけば、何とか生活できますが、家に1つしか無い住宅では、小も大も、用を足せないというリスク回避を考えておかなければいけない。その提案は、我々がすべきだと考えます。インスタ映えはしませんが)

既存の床下を剥がしてみると、根太材のピッチが少なく、根太への負担が大きかったため、なるべく水平を確保しつつ、根太の本数を、4本追加。

排水管も100Φだっため、現在主流の75Φに変換。

ついでに、スタイロフォームを入れておいたので、これまでよりは、トイレの床が冷たくなくなったと思います。

12㎜のラワン合板を張り、

今流行りの、薄いフローリング材を張り、敷居との段差が生じないように。

電気の回路が、以前の作りの為、専用回路を撮られていないため、TOTOのSBシリーズを組み込みました。(SBシリーズとSシリーズは、貯湯式のため、瞬間的な電気量が少ない。 一方で、アプリコットや一体型トイレのネオレストは、瞬時に温水にしてくれる優れものの瞬間式は、電力量が大きいため、専用回路でないと、ブレーカーが落ちたり、悪い場合は、漏電、それに伴う火災もあり得るので、注意が必要です)